初心者に伝えたい。カメラの機能とスペック、選び方のポイント

こんにちは!

 

前に書いた記事でカメラの選び方について紹介しましたが、カメラの機能について知らない状態で買うのってちょっと心配ですよね。

 

一眼レフは非常に高いお買い物。特に大学生は断腸の思いで買う人も多いでしょう。

 

今回はカメラの機能について、本当に重要視すべきポイントを押さえながら紹介していきます!

 

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1.センサーサイズ 重要度☆☆☆☆

センサーサイズとは、デジタルカメラに搭載されるイメージセンサーのサイズのことです。イメージセンサーは明暗を電気信号に変える部分のこと。

 

簡単に言うと写真はこのセンサーによって記録されるものだと思ってください。とっても重要な部分です。

センサーサイズの抑えるべき4つのポイント

センサーサイズが変わると、主に変化する物が4つあります。それは

 

「画質」 「画角」 「重さ」 「値段」

 

です。センサーサイズが大きいほど画質が良く、画角が大きくなりますが、値段が高く、重くなります。

 

 

センサーサイズは種類が多いですが、初心者がカメラを始める上で知っておくべきセンサーは「フルサイズ」と「APS-C2つです。ほかのサイトではいっぱい載ってますが、2つで十分です。
 

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フルサイズセンサーは、その名の通り、大きいサイズのセンサーです。一眼レフの上位機種は基本的にこのセンサーを搭載しています。値段も高く、最新機種を新品で買うと、安くても15万円はする代物です。
 
それに対し、APS-Cは一回り小さく、入門機は基本的にこのセンサーが搭載されています。値段はフルサイズに比べると安価で、新品でも6万円台で買うことができます。
 
では、初心者はどっちのセンサーを搭載したカメラを買うべきでしょうか。
 
ズバリ、APS-Cです!!
 
理由はたくさんあります。
1. 画質の差なんてわかんない!
画質の違いなんてぱっと見ではわかりません。拡大すればフルサイズの方が画質がいいのはわかりますが、APS-Cの画質もハンパなくいいです。趣味で始める方、初心者の方にとっては気にするほどの違いではないと思います。
2.軽さは正義!
 持ち運びには軽い方が絶対にいいです。軽さは正義です。重いとマジで肩こります
 
上位の機種をもっている方も、サブ機として入門機を持ってたりします。旅行など、ついでに写真を撮るときはサブ機を持っていく人が多いです。それは、持ち運びがめっちゃ楽だからという理由の人が多いです。
3. 画角が違うなんて気にならない!

画角の差なんて気にならないです。最初にカメラを買う上では考えなくていいことです。あくまでも最初は考えなくていいってことです。レンズを買うときに必要な知識ですので、後から勉強すればいいです。

4.レンズが多い!そして安い!!

APS-Cのカメラにはフルサイズ用のレンズもつけられるので、レンズのバリエーションが多いです。しかも、APS-C用のレンズは安いのが多いのが魅力です。

 

あくまでも私の意見ではありますが、お金にめっちゃ余裕がある人以外は、APS-Cをおすすめします。

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2.画素数 重要度☆☆   

画素っていう言葉はすごくなじみがあると思います。スマホのカメラも最近は1200万画素くらいですごくスペックが高いですよね~

 

一眼レフだと、入門機で約2400万画素、上位の機種ともなると5000万画素を超える物もあります。

 

でも、画素は意外と重要じゃないんです。上位のモデルでも画素数の小さい物がありますし、だからといって画質が悪い訳でもありません。気になるほどのことではないと思ってください。

 

3.ISO感度 重要度☆   

ISO感度は、暗いところでも写真を明るく撮ることができる機能のことです。明るいところではISOを低く設定して、暗いところではISOを高く設定して写真を撮ります。

 

「じゃあISO感度の高い機種を選んだ方がいいんじゃないの?」と思うかもしれません。

 

残念ながら、ISO感度はMAX25600くらいあったとしても、使うのはせいぜい1600くらいまでなんです。それは、

 

ISOをあげすぎると画質が一気に低下するからです。

 

ISOのあげすぎによる画質の低下は、誰が見てもわかるくらいに顕著です。

 

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この写真はISO25600で撮った写真です。なんか雲がざらついてますよね?このざらつきはノイズといって、ISOをあげればあげるほど発生します。

 

結果、ISO感度は購入時にはまったく関係ない!といってもいいくらいです。

 

4.シャッタースピード 重要度☆☆   

シャッタースピードとは、シャッターが切られる速度のことで、入門機では1/4000秒~30秒、上級機では1/8000秒~30秒くらいではないでしょうか。

 

1/4000秒で撮影した場合、シャッターが1/4000秒開くため、取り込む光は少ないですが、一瞬を切り取ることができます。30秒での撮影は、30秒シャッターが開くため、より多くの光を集めることができますが、ぶれやすくなります。

 

簡単に言うと、明るいところでは短いシャッタースピードで、暗いところでは長いシャッタースピードで撮影します。

 

というわけで、上級機の場合は、1/8000秒と、より短いシャッタースピードでとれると言うことです。絶対必要な機能ではありませんが、たまにほしいと思う機能でもありますかね。

5.連写速度 重要度☆☆☆   

 連写速度はみなさま知っていますよね。連写の速度がどれだけ速いかって話です。

 

どれだけ重要なポイントになるかは撮る写真によりますかね。運動会で使いたいとか、動く生き物を撮りたいとか思っている方は連写速度の速い物を選んだ方がいいと思います。

 

特に、ミラーレス一眼は連写能力が高く、入門機でも1秒間に10枚くらいとれますめっちゃすごいです。

6.測距点 重要度☆☆☆  

 測距点とはオートフォーカス(自動でピントが合う機能)を使ったときに、ピントが合うポイントの数のこと。測距点の数は入門機の中でもかなりばらつきがあるので知っておいた方がいいです。

 

入門機であるCanonios kiss x9 は測距点が9点なのに対し、kiss x9iは45点と5倍も違います。

 

もちろんx9もそんなに悪くはありませんが、ピントを正確に合わせる能力はx9iの方が確実に高いです。

 

意外と見落としがちな測距点ですが、入門機の中でも一番差がある部分だと思いますので見ておきましょう。

 まとめ   

今回は一眼レフの主要な機能について紹介しました。

 

結局、初心者がカメラ買うならどこを見ればいいかと言いますと、

 

「とりあえずAPS-Cを選んで、自分がどんな写真を捕りたいかにあわせて、測距点、連写速度などを比較して予算に合った物を購入する。」です。

 

ちなみに入門機なら、2世代くらい前までの機種でしたら、そんなにスペックは変わらないです。入門機の型落ちの新品を買えば基本的に後悔しないとおもいますよ!

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