インドネシアで入院した地獄の3日間の話
こんにちは
前回の記事でインドネシアの水事情についてお話ししましたが、今回はそんなインドネシアで水に当たって入院してしまった時のことを書きます。
人生初入院がインドネシアという肩書きと引き換えにするには、割に合わない苦しみを味わいました。
ナメてかかっていたら痛い目を見ることを学んだ、ありがたい出来事です。
初めてのインドネシアで浮かれまくっていた自分
私は大学一年生の時に初めてインドネシアに行きました。
これが初海外ということもあり、正直浮かれまくっていました。今思えば、もっと気をつけていればよかったと猛省しています。でもその当時、私はしょうもないことで爆笑するほどアホだったんです。
例えばこれとか↓↓↓
「なんて読むんや!「ちびる?」てかなんで最初ひらがな?ウケル」
てなかんじでした。イタイです。今だにこれがなんて読むのか、そもそも最初の文字は「ち」なのかわからないので、知っている人いたら教えてください。
お腹が爆発する引き金となったあの日の晩餐
インドネシアについて約10日間くらい過ぎたでしょうか。警戒心が薄れてきたころに、その日はやってきました。
ホームステイ先で出てきた晩ご飯、そして水。あの水にさえ手を出さなければインドネシアを満喫できるはずでした。
お腹爆発から入院までの長い1日
AM4:00頃
晩ご飯を食べて就寝したのですが、突然とてつもない腹痛によって目が覚めました。ズドンッ!って感じです。最適な言葉を当てはめるなら、お腹が爆発した。です。
この腹痛は二時間以上私をトイレにこもらせました。ですが、ほとんど何も出ないんです。二時間でだいたい50gくらいです。
でないと思った私は無理矢理眠りにつこうと再び床につきました。
AM7:00頃
この頃から吐き気を感じるようになりました。
頻繁にトイレに行きましたが、やっぱり何も出ません。気持ち的には、胃から腸までの機能が停止したような感じでした。
AM9:00頃
友達の日本人とインドネシア人が看病に来てくれました。そのときには、腹痛と吐き気は少し収まってきていました。
しかし、次に私を襲ったのは、発熱と激しい神経痛です。
熱はその時点で38度5分くらいで、神経痛は座骨神経痛の最強バージョンみたいな感じです。横になっているにもかかわらず、床と接している部分に激しい鈍痛がはしりました。
PM12:00頃
横になっていると体が痛いので、立っている方が楽だと言うことに気づきました。この頃には吐き気は収まり、腹痛にも慣れていました。
どうせ何も出ないことがわかっていたので、トイレにも行かなくなりました。熱は依然ありましたが、私は熱には強いタイプだったので、たっていれば普通に過ごせるほどでした。
PM19:00頃
迎えの人が来たので、病院に向かうことにしました。私が滞在していた場所はとてつもなく田舎だったので、最寄りの病院まで1時間ほどかかりました。
PM20:00頃
病院に着きました。
検査をして、入院することが決定いたしました。体感的にはよくなってきていると思ったのですが、体温を測ると39度6分でした。さすがに入院を拒否すべきでない!
ある意味恐怖の2日間の入院
私は入院をしたことがなかったので、具体的にどんなことをするのか全く想像がつきませんでした。そんな入院生活の怖かった出来事を紹介いたします。
(インドネシアの病室)
恐怖➀何を言っているのかわからない
これは結構大ダメージでした。
私はインドネシア人の友達とは英語で意思疎通していたのでインドネシア語は挨拶程度しかできませんでした。でも、インドネシア人は英語がわかる人がとても少ないです(日本ほどではないですが)。
そのため、今から何をされるのか、何を指示されているのかわからないというのが恐怖でした。
結果として、私が唯一知っていた言葉「sakit perut(お腹が痛い)」これを唱えることで乗り切りました。
恐怖➁食後に注入される謎の液体
これが一番の恐怖でした。毎食後、謎の液体を点滴の針を通して注入されました。
あなたは薄ピンクの液体を説明もなしに注入されたことがありますか?それも大量にです。入れられた後は腕がキンキンに冷えました。
もちろん何の薬かは説明されているのでしょうが、単語一つ聞き取ることはできませんでした。
恐怖③雑すぎる検便
これは恐怖と言うよりめちゃめちゃいやな出来事でした。
二日目の朝に美人ナースから突然タッパーをもらいました。なんか入っているのかと思ったら中身は空です。
どゆこと?と思ったのですが、身振り手振りから察するに、タッパーにウ〇コをつめろってことでした。
「そんなにしっかりブツが必要なわけないやん!」
心の中で叫びました。でも、美人ナースにその声は届きませんでした、、、
まとめ
少々汚い話ではありましたが、これがリアルです。こんなことがあっても、インドネシアに通っているので、それだけ楽しい国なんでしょう。
しっかりと安全に気をつけていれば入院することなんてないので、安心してください。
どうもありがとうございました。
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