インドネシアに犬はいない?狂犬病の可能性は?
こんにちは!
海外に行くときに心配なことってたくさんありますよね。そのなかでも特に恐ろしいのが病気だと思います。
日本にはなく海外にある病気と言えば、狂犬病やマラリア、デング熱などが思い浮かぶんじゃないかと思います。どれも恐ろしいですが、感染すれば100%死ぬとも言われる最恐の病気が狂犬病です。
今回はインドネシアでの狂犬病の可能性についてお話ししていきます。
狂犬病とは
狂犬病とは人を含めすべての哺乳類が感染する病気で、治療法がなく、感染すればほぼ100%の確率で死に至ります。
人の感染源は主に犬であり、噛まれることによって唾液中のウイルスが体内に侵入します。噛まれる前や噛まれた後のワクチンの接種で、発症を防ぐことができますが、一度発症すると一巻の終わりです。
日本では狂犬病予防法が施行されてから感染者数は激減し、約50年間、国内での感染は確認されていません。しかし海外では、年間数万件もの感染が確認されています。
インドネシアはほとんど犬がいない
狂犬病は主に犬から感染するとのことでしたが、
インドネシアではほとんど犬を見かける機会がありません。
なぜなら、インドネシアは国民のほとんどがイスラム教だからです。イスラム教は犬を汚れた物としているため、イスラム圏ではほとんど犬を見ることはないんです。
じゃあ安全じゃん。って思うかもしれませんが、もちろん例外もあります。それは、インドネシアでもイスラム教の人が少ない地域です。
バリ島やスラウェシ島の一部などが当てはまります。
バリ島やスラウェシ島に行けば、たまに野良犬を見かけることができます。最初の写真はスラウェシ島で撮影した物です。
残念ですねー。スラウェシ島ではほとんど日本人を見ることはありませんが、バリ島は日本人大好きですからね。
犬の代わりに猫がいる
インドネシアは犬こそ少ないですが、猫は腐るほどいます。
狂犬病はすべての哺乳類が感染する病気です。猫から感染することもたまにあるらしいので、むやみやたらに触らないことをおすすめします。
私は初めてインドネシアに行ったときに、猫を触ろうとしましたが、インドネシア人にとめられました。意外と現地の人の方が用心深いものです。
犬にあったら気をつけよう
犬にあったら気をつけましょう。近づいてはいけません。狂犬病の犬や猫は凶暴になるそうです。
近づくわけないと思っている方もいると思いますが、近づいてしまうことってあるらしいんです。狂犬病は麻痺期に入ると地面に横たわって動けなくなります。また、喉がはれているため、喉が詰まっているのではないかと思う人がいるそうです。
犬に抵抗がなく、心やさしい日本人は助けようと近づいてしまうかもしれません。親切心で近づいて、ガブッといかれたら終わりですよ。
弱っている犬も平気で見捨てることのできる人間になりましょう。
野良犬は全然かわいくないので、見捨てられると思います。子犬ですらどこかやさぐれた感じがしませんか。↓↓↓
まとめ
インドネシアには全然犬がいません。イスラム教が多いジャワ島を観光する人は安心してください。
でも、バリ島を観光する人は絶対に安心しないでください。警戒し、非情になりましょう。もし噛まれた場合は、すぐにワクチンを接種しましょう。言葉がわからなくても、とりあえず病院に駆け込んでください。
危険を避ければ、楽しい旅行になりますよ!
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